ザシークレットホース検証ブログ

2/11～12日　ザ・シークレット・ホース2012配信内容を検証

※今後の競馬予想力アップに繋がる部分には下線を入れてあります。

２月１１日　東京１１R　「クイーンＣ」の穴馬探し
推奨穴馬
エクセラントカーヴ

ザ・シークレット・ホース配信者であるシベリアンさんの予想手法は参考になります。
レースの過去傾向から好走した馬に共通していた好走条件（血統・脚質・展開・上がりタイム・ローテーションなど）を見つけ出す　⇒　今回出走している馬から好走条件に合致した馬を見つける。　⇒　その中から各馬を分析して穴馬を絞る。

クイーンカップの好走条件は以下でした。

１．ダート血統を含む馬、サンデーの血を含む馬またはグレイソブリン系を含む馬

２．これまで「出走馬中3位以内の上がりタイム」を使ったレースで取りこぼしが無い
　（出走馬中3位以内の上がり脚を使ったことが無い馬は×）

３．前走がG3以下ならば、3着以内に好走していた「好調馬」　※ G1・G2の場合、その成績は度外視可

４．阪神ジュベナイルF（GI）を除いた芝1600mで 取りこぼしが無い
　（阪神ジュベナイルF以外の芝1600mを使ったことが無い馬でも○）

今年の出走馬16頭の中で、上記条件を全て満たす馬はヴィルシーナ・エミーズパラダイス・エクセラントカーヴ・ヘレナモルフォ・イチオクノホシ・カフヴァールの6頭。

ここから各馬毎に実績を検証して穴馬を見つけるのがザ・シークレット・ホースの予想手法

エクセラントカーヴの前走（新馬戦）には驚きました。パドックでただ1頭この馬だけ、立ち上がる・終始暴れまくって…の「大暴れ」。パドックの時点でかなりの体力を浪費していたのは間違いありません。所がレースが始まると、それがウソのようなお行儀の良さ。番手追走からあっさりと前の馬を差し切ってしまいました。しかも最後はほとんど押さえており、余裕を残したその勝ちっぷりは素質馬が揃う関東の雄・堀厩舎の中でも「厩舎の
ナンバーワン牝馬」（堀師）と評されるだけの事はあります。

最終追いはテンションを考慮して軽めにしたということですが、それにしては好反応で、これならまたレースで動けそうに思えます。母インディアナカーヴは5勝馬ですが、芝1600mで2戦2勝とマイルに抜群の適性を示した馬。父もマイルGIで3勝したダイワメジャーです。この人気ならば狙ってみる価値はあるでしょう。


人気上位からの推奨馬
ヴィルシーナ　（レース直前の気配は要チェック）
イチオクノホシ　（東京トライアル戦ベスト）

ヴィルシーナは強い牡馬を相手に良績を残してきた馬で、東京も距離短縮もプラスでしょうし、成長曲線が早そうな血筋ですから買うならば今という気もします。岩田騎手を確保して併せ馬の調教も好感触。2勝馬ですからクラシック出走への賞金面を考えればここは最低でも2着が欲しい一戦で、きっちり勝負に出てくるハズです。今回は初輸送だけが気になります。

イチオクノホシは、強豪メンバー相手の阪神JFでもしっかり末脚を伸ばして4着に健闘。今回は短期放牧から帰ってきた後の美浦でも落ち着いているとのことですし、仕上りも早いタイプで1週前の時点でほぼデキているとのことならばこの時期にありがちな余裕残しの心配も無さそうです。東京は間違いなくベストでしょうし、GI本番よりもこういったトライアルでこそのタイプのような気もします。

結果
１着ヴェルシーナ　単勝470円
２着イチオクノホシ　複勝150円
３着エクセラントカーヴ　複勝480円
馬連9-12　810円　３連複3-9-12　4580円
 

2月11日　ザ・シークレット・ホース土曜の狙い目
東京9Ｒ　調布特別　1000万　芝2000m
推奨穴馬
アルマフローラ　（現級ラクに通用）
サトノエンペラー　（東京・休明け4走目で狙い目）
マイネルグート　（ラクに逃げれば東京でも）

アルマフローラはタイガーカフェの妹にあたる馬。タイガーカフェといえば芝2000mを得意とした馬ですが、この妹も芝2000m［2.1.0.2］しかも東京芝は［1.2.1.0］。前々走でクビ差だったヒールゼアハ－ツは、現オープン在籍のコスモロビンとグッドラックHで接戦を演じ、今回のこのレースで人気になるイチブンとも0秒1差のレースをした馬。その比較からもアルマフローラは「1000万で悠々と通用して何らおかしくない」馬のハズです。

サトノエンペラーはソ－マジックの弟にあたる馬。ソ－マジックと言えば東京芝で［2.3.1.4］とよく走った馬で、休養明け4走目も［1.2.0.0］と叩けば叩くほど走った馬でした。サトノエンペラーは「東京での休養明け4走目」です。前走あたりを見ているとほぼ「戻った」印象。今回あたりが「狙いどころ」と診ます。

マイネルグートは今回はラクに逃してもらえそう。母父に東京の鬼・トニービンが配されている「好影響」もあってか、この脚質でも東京に実績がある馬です。早めに後続に来られなければ今回も面白いハズです。

結果
２着アルマフローラ　複勝290円
３着サトノエンペラー　複勝430円


２月１２日　ザ・シークレット・ホース　東京１１R　「共同通信杯」の穴馬探し
推奨穴馬
ジャングルクルーズ　（本質的には東京＞中山）
エネアド

ジャングルクルーズは、当レースを2001年に制したジャングルポケットの産駒。今年の藤沢厩舎はデビューした3歳馬18頭中なんと15頭が勝ち上がり。3歳馬は揃っている印象です。前走は得意で無いコースで、パワーとスタミナにモノを言わせて押し切ってしまうレースはジャングルポケット産駒の十八番の一つでもあります。注目したいのは東京での前々走。スローの道中を折り合い、出走馬中での最速上がりを駆使してきっちり差し込んできました。今回想定される「スローからの上がり勝負」の予行演習が出来たかのような内容。（東京得意の）ジャングルポケット産駒・グレイソブリン系のコース適性なのでしょう。この馬も「本質的に東京＞中山」であることが伺えます。

人気上位からの推奨馬
ゴールドシップ　（買い時は本番よりもトライアル戦？）

ゴールドシップ＝必ず差してくる確実性で言えば、今回に限っては不確定要素が残るディープよりも信頼できると考えます。前走後も1週間も経たないうちに早くも馬場へ入り調教再開。以降は実に13本、入念に乗り込まれました。8日の最終追いも内田博騎手を背に気合い注入とばかりに古馬オープン馬とビシッと併せ馬。トライアル戦にしてはかなり仕上げを進めた印象です。

※私の見解
当面のローテーションを変えてまでして望んだレースですので、調教量から考えてもココ勝負！が見て取れました。

結果
１着ゴールドシップ　単勝410円


ザ・シークレット・ホース配信
京都１１R　「京都記念」の穴馬探し
推奨穴馬
トレイルブレイザー　（展開有利、調教◎）
トーセンラー　（休明けの前哨戦は向きそう）

トレイルブレイザ－は木曜の最終追いが素晴らしい内容でした。ウッドでトゥザグローリーと併走し、瞬時に並びかけると1馬身先着。「調教で買うならこの馬」と言ってもいいくらいの動き。ゲートさえ問題なく出れれば難なく好位に行けそうですし、当日に伸びる進路を選べる番手が叶うのもこの鞍上には願ったりのハズ。

トーセンラ－は中間の調教過程は◎。最終追いもデム－ロ弟騎手を背にウッドで長めから追われ、最後を伸ばして好タイム・好内容でした。細い体の馬ですが、逆に言えば休み明け初戦から手早く仕上っていそうなタイプで、こういった「休明けの馬が揃うトライアル戦向き」とは言えそうな馬に思えます。

人気上位からの推奨馬
ヒルノダムール　（体調万全）

ヒルノダム－ルは、贅沢にも有馬記念を叩き台としてここに臨んでくる好ローテ。京都ではほぼ崩れていない馬です。ビシビシ追えている中間の過程も好感が持てます。

結果
１着トレイルブレイザー　単勝1450円　複勝250円
３着ヒルノダムール　複勝150円
ワイド3-9　650円