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ザ・シークレット・ホース12/10.11日の結果

ザ・シークレット・ホース12月10、11日の配信内容から抜粋。

優秀な見解や競馬予想力アップに繋がる部分には下線を入れてあります。

12月10日 小倉11R 「中日新聞杯」の穴馬探し
推奨穴馬 トップゾーン ダンスインザモア

トップゾーンは、アンドロメダSで2着。しかし上がりの脚は、ユニバーサルバンクを優に上回る出走馬中の最速タイム。序盤の位置取りの差がそのままレース結果に表れただけとも言えます。この馬も芝2000mでは
[3.2.2.2]と強く、しかも休明け4走目のレースに[2.1.0.1]の完全叩き良化型、さらに「前走が2着だったレース」で2戦2勝と今回の条件でこそ、いかにも好走しそうなイメージが沸きます。

私の見解)
4走目の高成績は下級条件での結果。また前走2着からの2勝も相手が弱くたまたまだった可能性も否めません。ただ好調期間に入ったら、その好調が長く続く馬であるとは言えるでしょう~

今回はユニバーサルバンク同様に、能力自体が少し足りませんでした。

ダンスインザモアは昨年の福島記念の勝ちを含めて、この馬は下記のようにとにかく「気温が低い時」にしか好走しません。
11・12・1・2・3月=「寒い月」 5.1.1.16
それ以外の月=「暖かい月」 0.0.0.20

見事なまでの「冬馬」といっていいでしょう。
前走も5着に健闘しましたが、それよりも内回りコースで3コーナー前からマクって押し上げたレース内容は、
今回のいい「予行演習」になったような気がします。今の小倉の馬場も差し・マクリがまずまず効く状況。1年ぶりの激走が望めないでしょうか。

結果
ハズレ


その他のレース)
12月10日 阪神11R ベテルギウスS オープン ダート2000m
推奨穴馬 シャア インバルコ フリソ

シャアは主戦の小坂騎手が小倉遠征のため幸騎手にスイッチ。しかしこの乗替りが、この馬に「劇的に合う」予感がするのです。シャアといえば、最初は中団で大人しく構えておいてエンジンをふかし、勝負どころ手前から早めに追い出し、最後まで鞍上が追い続けて動く馬。その点、序盤は大人しく構え、中盤から仕掛けていってひたすら追い続ける騎乗が特にダートで巧みな幸騎手とはがっちりハマりそうな印象があるのです。スタミナ面には何の心配もない血統組成ですし、とはいっても今回は差し馬の多いメンバー構成ですので、自然と中団のやや前に構える事になるかもしれません。ならば早めからロングスパートに入って後続を完封、というシナリオも描けそう。休明け3走目は[2.1.0.0](デビュー3戦目含む)、阪神ダートも[1.2.3.4]。ダートでテン乗り騎手が乗った時に[0.3.1.1]とデータ面でも「後押し」しています。

インバルコは外国人騎手が乗ると[4.1.0.1]と崩れない。59キロは相殺とみて推奨します。この斤量が原因で少し人気を落とすようならばむしろ「買い」なのではないでしょうか。

フリソは連闘だけに当日の気配次第ですが、前走はほとんど何もしていませんので調教代わり。関西遠征に実績のある厩舎ですし、この馬も追うほどに伸びる馬。

結果
2着インバルコ


12月11日 中山11R 「カペラS」の穴馬探し
推奨馬 レディルージュ ティアップワイルド

レディルージュは北九州記念2着・京阪杯2着など芝の短距離重賞でエイシンタイガーらと接戦を繰り返していたのは記憶に新しいところですが、ダート戦線に転向しても持ち前の「安定感」は全く変わらず、ハイレベルのオープンで引き続き活躍中。準オープン・オープンで地道に3連対の実績を積み重ねて、いよいよダート短距離重賞に勇躍初登場となりました。ちなみにこのカペラSは、前述したとおりオープン実績・重賞実績が少ない馬でも走れる重賞です。今回は前へ行きたいタイプの3頭ほどを先に行かせておいて自らは自然流の4~5番手追走が叶いそうで、展開もいい感じでハマりそう。その辺りは「機を見て敏」の騎乗に長けている田辺騎手ゆえ全く心配は無いでしょう。今回が初の中山となりますが、阪神コースで再三好走していますので「急坂」は問題ないハズです。芝の重賞でも走ってきた馬ですので、やや時計が出そうな湿ったダートでも全く問題ないでしょう。

ティアップワイルドは今回休明け2走目のレースとなりますが、、この「休明け2走目」のレースに非常に強い馬。過去4度(デビュー直後を含む)すべてで「休明け初戦→休明け2走目」で着順がアップしている上に〔1.2.1.0〕とオール馬券圏内に好走しているのです。昨年の当レースも休明けの武蔵野S惨敗からの一変劇でした。とにかく、叩かれて2走目でガラッと良化する馬なのです。

私の見解)
昨年と同じローテで出走して来た時点で、厩舎が勝負に出ていると言えるでしょう~

結果
2着 ティアップワイルド


12月11日 阪神11R 「阪神ジュベナイルF」の穴馬探し
推奨穴馬 トーセンベニザクラ マイネボヌール

トーセンベニザクラは関東馬ですが、早々と11月26日に栗東トレセンに入り、レースまでの2週間、現地で調整されています。実は阪神JF出走の関東馬にとって、最近はこの「栗東留学」も好走のためのキーワードと
なっており、3年続けて「栗東留学の関東馬」が連対中。


★来年も要注意のデータ 「栗東滞在の関東馬」
今年も該当馬のアイムユアーズ(単勝8番人気)が2着に入りました。 

父は新種牡馬ダイワメジャー。産駒はフワッと先行して直線でもいい脚を長く使い続ける「器用な先行持続力」がウリの馬が多いのですが、この馬は前走の赤松賞で鮮やかに末脚一閃。実際に先行した馬が上位に残った緩めのペースの中を、上がり33秒2というビックリの末脚を使って他馬をゴボウ抜きしてしまいました。

マイネボヌールは母父がミスプロ系、差し脚・マイル実績をもつ関西馬。人気はありませんが、見事に全条件を満たしています。何とデビューから4走続けて「上がり最速」をマーク。しかもこの4戦は、良・やや重・重・不良。つまりは、どんな馬場でも最後だけはしっかり伸びてくる馬場不問型。その「速い脚」は、快速の母から受け継げいだ脚なのでしょう。今の阪神の馬場も当レースの傾向も差し馬に優勢の傾向。今回も、何頭か行きそうな馬が少しでもペースを引き上げてくれれば…あとは内々で脚を溜め込んでおけば、この馬の出番だって無きにしもあらず。これだけ「見事な末脚」を備える馬を放ってはおけません。

阪神JF 上位人気からの推奨馬 ジョワドヴィーヴル

父ディープインパクト、母ビワハイジ。いわずと知れた「ブエナビスタの妹」にあたるジョワドヴィ-ヴル。ブエナ以外にもトーセンレーヴ・アドマイヤオーラ・アドマイヤジャパンらが兄弟にいるおなじみの「デキた」血筋で、あらためて母としてのビワハイジの偉大さには感服するばかりです。実はこの兄弟には「力のいる阪神の芝に強い」という共通項があります。今の時期の「力のいる阪神の芝」なら素直に評価すべきということになります。ちなみに勝った新馬戦、レベルもなかなか高かった模様。その時に5着以下だった馬が、次走で次々に馬券圏内に好走しているのです。

 5着 オールブラックス → 次走 未勝利戦 3着
 7着 サマールナ    → 次走 未勝利戦 2着
 8着 ダイワデッセー  → 次走 未勝利戦 1着
 9着 サンクフルネス  → 次走 未勝利戦 3着

ポテンシャルの高さは疑いようのないジョワドヴィ-ヴル。兄弟もみんな「2歳冬」や「デビュー2戦目」でバリバリ走っていた馬たちばかりでしたし、今年の当レースに登録した1勝馬の各陣営が、中山・小倉・香港に騎手が分散するため鞍上の確保に苦労するのを尻目に、福永騎手が「心中」…。終わってみれば格が違った、そんな可能性も十分でしょう。枠も、なんと姉ブエナビスタが当レースを制した時と全く同じ13番枠。JRAとしても上手くやった…もとい、偶然とは本当に恐ろしいものですが、この馬に運気が向いてきたということなのかもしれません。


結果
1着 ジョワドヴィーヴル

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