ザシークレットホース検証ブログ

５月１２．１３日　ザ・シークレット・ホース2012の配信結果を検証

５月１２日
東京１１R　京王杯スプリングCの穴馬探し
人気サイドから推奨馬
アグネスウイッシュ
推奨穴馬
エーシンホワイティ

エーシンホワイティは前走、まだ仕上がり途上だったにもかかわらず、森騎手の叱咤に反応して見事な末脚一閃。今回は距離が1ハロン延びますが、「芝1200mで強い競馬をした馬が、同じようなパフォーマンスを芝1400mで見せる事ができる」のもバクシンオー産駒の特徴です。しかもひと昔前は「府中の芝1400mではバクシンオーだけ買っておけばいい」時代があったほど。この馬自身、芝1400mは（0.2.0.0）とパーフェクト。、当馬の全弟ドラゴンライズも東京＋新潟の芝1400mで（0.0.2.2）ですし、「東京＋芝1400m」の2条件が初めて重なる今回はエーシンホワイティにとって、
さらに高パフォーマンスを発揮できる舞台が整ったと診ることができそうです。
アグネスウイッシュも、同じくバクシンオー産駒。しかも、母父サンデー系（遡ればヘイロー系）です。、前走は直線まで何もできない前が詰まりまくる最悪の展開。しかし結果的に脚は溜まり、最後の直線では矢のような伸びを見せました。オークス馬アグネスレディーに遡り、近親にアグネスフライトやアグネスタキオンがいる母系の重厚さを考えても、1400mへの距離延長は問題なし。「内ラチぴったり中団やや後ろくらいで待機」が叶えば面白いと思うのですが…。


※ザ・シークレット・ホース配信の有益情報（今後の競馬予想に役立つ）には下線を入れてあります。　

結果
ハズレ

私の見解）
残念ながら土曜の東京芝は、内を通った馬が伸びない外差し有利の馬場に。異常な状態になっていました。
これでは１番枠のアグネスに出番は無く、また同じ理由で内を通った６番エーシンも出番が無いのも当然でした。

5月12日　土曜の狙い目！
東京9Ｒ　夏木立賞　芝2000m
人気サイドの推奨馬
ロードアクレイム　〈相手弱化の一戦で調教強化〉
推奨穴馬
ビームライフル

ロードアクレイムは調教で「攻めてきた」上に騎手を替えてきました。母父に府中向きのトニービンも備えています。この騎手が起用されたことで、必要以上の高人気になってしまうかもしれませんが、今回は当馬にとっては「相手弱化」の一戦。東京遠征前にしっかり調教を施し、この騎手に替えたからには「勝負気配が薄い」ワケもありません。


ビームライフルはまだ500万で走っているのが不思議なほどこれまでに強い相手と好戦してきた馬です。前走の見た目の着順「4着」はスローで流れて前を行った2頭が残る典型的な「行った行った」の単調な競馬。その中を速い末脚で
差し込んだものの間に合わずの内容で、悲観する必要は全くありません。前走の7日後には早々と坂路に入って調教を再開、この中間はウッドと坂路で計6本と、中2週かつ再度の関東遠征を控える身としては、随分と本数を乗り込まれてきました。今回は2～3頭が引っ張ってくれそうですからレースは少し流れるでしょうし、連続騎乗となる鞍上も前走と同じテツは踏まないでしょう。期待するのは今回です。

結果
ロードアクレイム　１着　単勝500円　複勝170円 ５月１３日
東京１１R　「ヴィクトリアマイル」の穴馬探し
人気サイド推奨馬
マルセリーナ
推奨穴馬
アスカトップレディ

マルセリーナの過去４戦には負ける理由あり
ローズS、秋華賞　→ハッキリ太目残り。不完全燃焼。マイルCS →着順こそ「6着」でも、  泥馬場と展開に泣きながらラストの脚は最速上がりをマークして首位と0秒4差。阪神カップ  →決してベスト条件とは思えない阪神芝1400mで牡馬相手に外を回したもの。それでいてGI2着馬サンカルロと0秒4差。母から遡る「欧州系のマイラーが代々かけられている」母方の血筋に、マイルに強いディープがかけられた、どんな馬場でも必ずキレ発揮の差し型マイラー。今回の条件でこそです。

アスカトップレディは東京のマイル準オープンで強い勝ち方をした条件ですし、前へ行って「最後にひと差し」だけではなくもう少し後ろに構えても速めの差し脚が使える馬。序盤のペース次第では前目へも行けるタイプですから、スローになる恐れを含んだ東京のマイル戦でこういったタイプの馬は心強い限りです。前走の福島牝馬Sは、外枠から終始外々を回らせれるツラい展開でしたが、最後に短い直線で差し込みオールザットジャズと0秒3差に奮闘。オールザットジャズは今回人気。この馬は人気落ち。ならば「買い」はこちらです

結果
マルセリーナ　３着　複勝240円


東京１２R　是政特別　　1000万　　ダート2100m
推奨したい人気サイド馬
クラブトゥギャザー　（1番人気濃厚だが確実性高い）
推奨穴馬
イーサンジャンパー　〈実力と適性）

東京のダート2100mといえば、小島茂厩舎のための舞台であり、クラブトゥギャザーのための舞台です。小島茂厩舎は2010年＋2011年の当条件で（5-7-3-18）複勝率45%の高打率。そもそも2年間で33回も当条件に出走している厩舎自体が他にありません。この条件は厩舎側が狙いすましている舞台ということ。クラブトゥギャザー自身も（2.3.2.0）で、かつ今回は過去（1.2.1.0）の休明け2走目。

イーサンジャンパーは近11戦のダート戦で連続して「出走馬中で上がり3番目以内の速い末脚」をマーク。つまり最後は確実に伸びくる馬ですのであとは流れ次第となります。GI直後の最終レースは「気の抜けたような淡々としたペース」で流れるのがお約束。かつ東京の2100mでこのメンバーなら、4角地点ではある程度「団子」の状態で迎えるのではないでしょうか。ならば、よーいドンの展開に持ち込めれば、この馬の「速い差し脚」が十分に発揮できる形ができあがると診ます。「乾ききって、上がり勝負タイプの差し馬の差しが届いていた土曜のダート」も味方してくれるでしょう。しっかりと蛯名騎手まで配されました。

結果
クラブトゥギャザー　２着
イーサンジャンパー　３着（単勝８番人気）　複勝410円

※今週のザ・シークレット・ホース配信には、今後の競馬予想に役立つ情報が多かったように思います。
特に１３日の東京１２Rでイーサンジャンパーを推奨した根拠は秀逸でした。